主にTRPGシナリオのネタバレあり感想とか
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- 彼方からの君に捧ぐ(13)
- VOID(12)
- ムーンエラーアウトサイダー(11)
- NOBODY*2(10)
- 同居人(9)
- 海も枯れるまで(8)
- 片鱗(7)
- ソープスクール(7)
- ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ!(7)
- 誰がロックを殺すのか(5)
- 壊胎(5)
- 遭難者C(4)
- かいぶつたちとマホラカルト(4)
- 狂気山脈_邪神の山嶺(3)
- ステガノグラフィ(3)
- 鰯と柊(2)
- 先生(2)
- 異説・狂人日記(2)
- カタシロ(2)
- 辜月のN(2)
- 救世主(1)
- ルベライトジャム(1)
- 慟哭の山(1)
- ハッピーエンドデスゲーム(1)
- カノヨ街(1)
- 31LOCKERs(1)
- エンジェル・デビル・インプロパー(1)
- キキツヅニナク(1)
- 星の神話、エンドロール(1)
- 花冷えに亡く季節(1)
私には合わん部分があったなあという話
最初に断っておきますが、私は自分からこのシナリオやりたい!気になる!って言い始めて人集めをしたので、シナリオもシナリオ作者もKPも相方も悪くないし、同卓者にはお付き合いいただき本当に感謝しています🙏
そしてこの投稿はシナリオのすべてを否定するものではないです。ただ合わないところがあったなという気持ちの整理書き。
HO鰯だったんですが、やっぱり「自分の取った行動の一切が、自分や周りの運命に何も影響しなかった」感が強かったのがTRPG的にイマイチだなあと感じた。
このシナリオ、たぶんどう頑張ってもHO鰯は何も残せないだろうし、そういう意図で作られているんだと思うんですが(だからこそハンドアウトの名前が鰯なんだろうし)
ストーリーとして見る分にはそういう物語もありだし、むしろ好ましく思う方なんですが、これって「TRPG」なので……そして私はTRPGを含むゲームに対して「努力や工夫に対する報酬」をとても強く求めるほうのようなので、そこがどうも合わなかったのかなあと思った。
シナリオ独自のストーリーや設定が作り込まれた秘匿HOものって、どうしてもPCの設定や行動やその結果に制限がかかりやすくて一本道になりがちなものだと思うし、私もそれはある程度なら許容しているつもりではあるけど
とはいえ、私もすみれもなんとかならないかと頑張ったけど、それに対する報いがシナリオとして最初から用意されてなかったというのがなかなかこたえた。
仮にいわひらに「鰯の頑張りのおかげでなんとかマシな結果に収まった」エンドがあって、私やすみれの行動の結果そこに辿り着けなかったとかならまだ納得できたんだけど。
同作者さん別シナリオのキルキルイキル、こっちは私は許容できたシナリオなんだけど
キルキルもいわひらと同様「あなたたちが頑張ってもPCたちの運命は覆せません」エンドしかないけど、こっちのシナリオに関してはPCたちの設定の余地が大きいし、どのエンドを迎えるにしても「PCたちがどのように考え、どのような意図で、その結末を導き出すのか」という自由が広めに残されていて、自分たちなりの足掻きが許されていたから許容できたのかな、と今になっては思う。
いや、許容できたか?と言われると微妙なとこだけど(Bエンドの者)でも「私には合わなかった」とは思わなかった。
でもよく考えたらキルキルも、私は脳が生きてた側だから「相方の脳は本当は死んでいる」という真実を知ることができただけで、仮に自分が身体が生きてた側だったら結局「生きながらにして自分の命に関する重要な真実を知ることができない。その上で2人の今後を決めなければならない」という立場に置かれるわけなんですよね……。それって脳側の運命決定権のウエイトが圧倒的に重くなるわけで……。私が身体が生きてる側としてキルキルやってたらどう感じたかはちょっと分からないな……今となっては確かめることもできないが……。畳む
いわひら、NPCはみんな素敵だしシナリオの舞台や世界観はとても好きなんですけどね。
改めてTRPG(の、とりわけストーリーメイン系シナリオ)で合うシナリオ、合わんシナリオを事前に見分けるのむずかし〜〜〜〜と思った、という話でした畳む