netabare

主にTRPGシナリオのネタバレあり感想とか

#先生
取り急ぎ

キャラシはこれ

学生時代は作家志望で、ミステリやホラーを中心に書いていた。
出版社に持ち込んだり賞に作品を応募したりしたものの、誰にも見初められないまま筆を折り教師の道へ進んだ。


妻子持ち。娘は3歳で名前は菜津芽(ナツメ)。仕事が忙しく、家にいる時間が少ないため娘との接し方は未だによく分からない。寝顔は可愛いけど起きてる時はちょっと苦手。
子どもが生まれてからというものの妻はずっとピリピリしていて、もはや家には自分の居場所がないと感じている。
 

このへんがだいぶ……効いたな…………
いやもう高校舞台でエログロインモラルって時点でだいぶ妻子持ちでいくつもり強かったんですけど

最初は春川の感触を手探りしつつも完全に「先生」「(へたくそな)旦那さん」「(へたくそな)パパ」RPをしてたんですけど
話が進んでいって、周囲の様子がおかしくなっていくごとに春川もどこか吹っ切れていって
私のエンジンがあったまったころには「先生」「旦那さん」「パパ」じゃなくて「作家志望の男」になってたな、という感じがした。

文豪に限らず、なにかを作り出してそれで食べていくほどになる人って、やっぱどっか狂ってて。
でも春川は凡人なので、そうまでは至れず教師の道を選んだ。(と思いこんでいる)

生徒たちは自分の話なんか聞いてくれないし、
やりたくもないサッカー部顧問も押し付けられて忙しくて、
妻ともなんとなく関係がよくなくて、
そんな人生を正気のままで続けていく羽目になるくらいなら……
愛那ちゃんの問いに対する「俺は狂ってしまいたかったのかも」という答えには、そういうニュアンスも含まれていました。

だから、SAN55スタートだったわりにはSANc全部強くて全然正気削れなくてロストしたの、個人的にすごく気持ちよかった。結局この人は正気を手放すことができずに終わる人生だったな。
でもあの、自分を作家だと思い込むエンドもちょっとおいしかったな…………

なお最後の言葉は「嫁さんには悪いことをしたのかもな」(愛那ちゃんとえっちなことしちゃったので)
「ちゃんとした旦那として、パパとして、先生としてうまくやっていくよ」でした。


どうでもいいけど、娘の名前(なつめ)は夏目漱石からとっている。
代表作「こゝろ」に「先生」が出てくるので。
でもこれだとなつめが先で、先生(春川)が後だな……やっぱ妻子なんていなかったのかも……畳む


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