netabare

主にTRPGシナリオのネタバレあり感想とか

2022年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#ステガノグラフィ
銀山のキャラメイクとかもろもろの話
まず名前だけどステガノHO2の秘匿を貰った人の多くがそうしたんじゃないかと思うけど「毒に関係のある名前」にしたかった

で、毒の中でも「微量でも摂ると有害なもの」ではなく「多くの場合は摂っても平気だけど、摂り方によってはやばいもの」にしたかったのでギンナン(銀杏)→銀山杏一。

銀山本人はいたって無害で優しい人物にしたかったので、こういう感じの名づけにしました。
でも今考えると銀はヒ素(毒)の検知に使われていた歴史もあるし、杏(アンズ)も種が薬用かつ毒性だしでなんか全体的に毒関連の名前になっちゃったな……(笑顔)

HO2の秘匿を貰ってから「体液に毒がある(疑惑がある)なんて、普通ならあまり人とかかわるような職業に就くのは避けたがりそうだけど、どういう経緯で教師という職に就いたんだろう?」と考えた結果、
「体質を勘案しても人と関わりたいくらい人間が好きか、もしくは自分が同じようにできなくても、せめて周りの子どもたちには明るい未来を歩いてほしいと考えてるのかな」ということで、人懐こい感じの性格にしました。
でも高校~大学くらいのときは自分の体質についてすごく悩んで勉強したり研究したりしたんじゃないかな~。たぶんこの時期は根暗だったしすさんでいた。銀山暗黒時代!
だって仮に本当に体液が毒だとすれば子孫を残すこともできるかどうか危ういわけで……例の事件があった以上、キッスなんか確実にできないし……多感な年ごろの男子にはそれはもうつらいですよ。
そういう経緯もあって教師になる道を選ぶことを手伝ったんだと思います。でも引くべき一線はきっちり引く。

そう考えるとなんだかんだで銀山もこうたお得意の「他人のために本気で悩める男」になったな……
ただ銀山は自分のことは大事にせずに、二の次にしてしまうタイプな気がしています。まぁだからこそ四ッ谷先生のことかばって死体溶かしたんだよね。
たぶんどう頑張っても自分は幸せになれないと思ってるんだろうなあ……
でもステガノで自分の出自を知り、経緯や程度は違えど四ッ谷先生はじめ似たような境遇の者もいるとわかったことで、ある程度の救いにはなったんじゃなかろうかと思います。
そしてこれからも教師として子どもたちに寄り添ったり、悩んでいる人に手を差し伸べたりするんだろうな。
菅姉妹のことについては、自分はどうすべきだったのか、いつか銀山に答えが出せるのか、それがいつになるかはわからないけど、飲み下せる日が来るまで「人生の宿題」としてだいじに抱えていきます。

呼吸器障害は心因性のもののようなので、たぶんステガノ通過後はある程度ましになるんじゃないかなあ。自分が何者なのかを理解できて、すくなくとも銀山は救われたので。
でも保健室利用はこれまで以上に多くなると思います。あんな事件を一緒に乗り越えたし死体も溶かしたんだから、銀山と四ッ谷先生はもうマブだもんね😉
というのは冗談で、四ッ谷先生には失礼かもしれないけどやっぱり「人間じゃないもの同士」という安心感というか、自分を本当に知ってくれている一人だという意識が働いてしまうと思います。
また生徒にいらん噂されるかもしれんけど、手作りクッキー持ってくから許してくれよな。畳む


1365文字,

2022年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#花冷えに亡く季節
あの時何考えてたの~とかキャラメイクについてとかの話 メッチャ長

花冷えエンド2ですのよ~~~~~
たくさんお話して我が儘聞いてもらって眠るように生涯を閉じさせていただきました。ありがとうございました……


◆キャラメイクについて
秘匿貰って最初に考えたのが「何の花咲かせたろっかな🎵」だったんですけど
きっとこの子にとっては花は忌まわしいものになるだろう→じゃあ明るくてデッカくて目立つ花にしよ!(でしゃばる闇の創作者)→ということでひまわりチョイス
ひまわりの花が目立つように髪や服は暗い色にしました。
で、ひまわりが咲いてるのに本体の名前が冬関連だったら皮肉でいいな~と思ったので名前を冬花に。この矛盾から性格をふくらませていきました。
特徴表の「夜に弱い」はひまわりに決定してからダイス振ったら出て「やった~ひまわりの皮肉を追加できる~!!」って大歓喜して採用したやつ。(あとは風邪をひかないとかも出たけど、病人やしな……と思って不採用にした)

心臓に根を張ってるということなので、花や葉が出てるのは左半身が中心。左胸(心臓)にも、見えないけど一番デッカイの咲いてるんじゃないでしょうか?
脳も血流量多そうだから、頭にもデッカく咲かせました。血管はお察しの通りフェチです。首に一番太く描いてあります。
あとはひまわりのつぼみがなんだかグロテスクでいいなと思ったのでつぼみもいくつかついています。

後から見たらレイ君は夜が怖い、冬花は夜が好き
冬花は花は好きじゃない、レイ君は花が好きで
それぞれが相手に好きなものをモチーフにした制作物を贈ってるんだよなあ・・・・・・・・・・・・・・・・


◆冬花の描いた絵について
夜はおねむなのに、冬花が本当に好きな「夜の風景」が描きたいなぁってなったのは、レイ君がそばにいてくれたからですね。
故郷にいたときはいつも一人だっただろうし、さすがにおねむなのに積極的に一人で夜の屋外に出るのは(迫害されている身だったし)危ないですからね……。
あと冬花はなんだかんだで、故郷では迫害されていて見た目からして"普通"ではない自分でも受け入れてくれるアヴリルという場所が優しくて好きだったと思うので、この場所を絵に残したいと思ったんじゃないかなぁ。
体調悪化してからも描き続けていたのは、もうこの先長くないかもと感じたからです。
これは通過後にふんわり思ったことだけど、もしかしたらゴッホとか好きかもしれないわね……(代表作ひまわり)(油絵)(夜の絵)

(2022/03/07追記)
夜補正と、後半は体調悪化補正も相まって芸術(油彩画)失敗しまくったけど、最後の夜は成功したわね。根性ね。
油絵は結局完成しなかったけれど、永遠に未完成の油絵は16歳でこの世を去った冬花と一緒に時を止めたみたいで、これはこれでなんだかいいなあと思います。ほかの子どもたちとはまた別の永遠だね。


◆ほかの子どもたちの死について(2022/03/07追記)
子どもたちの信じる「永遠」について、卓中ではどう思うか聞かれても「わからない」とは答えていましたが、本当は冬花は少し「いいな」と感じていたことでしょう。
ただやはり、昨日まで一緒に楽しく過ごしていた子どもたちの亡骸を目の前にすると動揺してしまうので、ニコとケイトにもすぐには花を手向けてあげられなかったな……。
オフィーリアになったマリにもどこかのタイミングで「おやすみなさい、良い夢を」と声かけたかったんだけど、かけそびれちゃったな~と思ったら、KPとかたさんの通過中のふせ見て「同じこと考えてるや~ん」って笑っちゃった。

マリについては卓中に得た情報から「はは~ん……この子もしかして……"アレ"ですね……?」と考えてる「病の正体」があるので、後日自分でシナリオ買って答え合わせしたいな~(通過したシナリオが少ないため言ったら間接的にネタバレしてしまいそう……)


◆ネネム
死後もなお、絵の中で絵を描いてるネネムの姿、絵を描くのが好き(というか、唯一の心休まる時間)な冬花にとって、とても心惹かれる光景だったと思います。誰に邪魔されることもなく、ただ大好きな風景を描いている。だからあえて二度見に行ったし、絵の中のネネムに話しかけました。
もしできるなら自分も絵の中のネネムのようになりたいと思っただろうし、どこか良いタイミングがあればそんな願望をレイ君にこぼしたかもしれない。
でもPL的には「方法はわからんけどネネムもマリもいなくなった今となっては、そんなEDを迎えることはできないんじゃないか……?」とメタ的に思ったのと、単純に良いタイミングがなかったので言わなかった。
文字の浮き出る本といい、ネネムってトムリドルなん?


◆うさぎを食べるかどうか(2022/03/07追記)
医者から生きてるうさぎを差し出されたとき、冬花はとてもとても葛藤したけど、自キャラに罪を背負わせるのが大好きなPLは「オッ!食うっきゃねーな!?」と思っていました(すまん)
動物から命をもらって自分の命をつなぐことそのものは別に罪ではないとPLは思うんですけど(すべての生き物は食事をするので)、やはり自分の手の中で死んでいくうさぎを見て冬花はものすごく辛くて自分の運命を呪ったことと思います。
ここでうさぎを食べてしまった罪悪感と後悔があったからこそ、より「レイ君の命をもらってまで自分だけ生き延びたくない」という気持ちが強くなったのかなあとも。


◆最後の選択について
冬花はわりと早く(子どもたちの信じる「永遠」の話が出てきはじめたころから)から、ここで死ねるならそれは素敵なことだなと感じていました。
CSにも書いた通り、病が治ったからといって自分の受けた仕打ちや心の傷がなくなるわけではないし、病を治して故郷に帰ったところで、どうせ自分は歓迎されないのだろうと思うので。
ただレイ君と昔出会っていたことを思い出すまでは、サナトリウムでの死を選ぶことは「どうせ」という言葉が理由の最初につく後ろ向きな選択でした。
RPでお話したとおり、サナトリウムのみんなに受け入れてもらえたし、ここ最近は描けなかった夜の風景も描けたし、レイ君ともたくさんすてきな思い出が作れたし、綺麗だと言ってくれたあの子がレイ君だと分かって十分幸せだった、自分の人生も悪くなかったと思えるようになったので、死という運命を前向きに受け入れようと思えた、という感じです。

冬花も別にどうしても死にたいわけじゃなくて、レイ君のRPによってはレイ君の命をもらって生きていってもいいかなぁとは思っていました。でも最終的には我が儘を通してもらう形になったわね……。
冬花はこの先の自分の人生を悲観していたけれど、レイ君に「生きていてほしい」と言ってもらえたことはとても嬉しかったです。
レイ君は冬花のことを絶対忘れないと約束してくれたけど、もし(というか、確実にそうなるんだけど)レイ君が冬花のことを思い出せなくなってしまっても、レイ君が約束してくれただけで冬花は本当に救われたので寂しくありません。
レイ君が冬花に「花を好きになってくれるように」とくれた向日葵の刺繍のハンカチみたいに、冬花の未完成の夜の絵を見て、レイ君も夜が好きになってくれたらいいな~と思います。本当にありがとうございました!

ところで後でKP2人のチャット見たら「こうた秘匿抱え落ちするんちゃうか?」って言われてて笑った さすがにそんなずるいことはしません(私がされる側だったらめちゃくちゃ辛いのとメタ的に相方にも選択肢はできるだけ増やしてあげたいので)
ベストなタイミングを見計らってたのと、冬花の性格的にあまりすぐには話し出せないかなと思い……。自分で自分の状況を飲み込むのにせいいっぱいだよ。
たぶんお風呂タイムとか一人になれるときに、服の上からじゃ分からないところにたくさん咲いちゃった向日葵を見て「私もうすぐ死んじゃうんだ……」とメソメソ泣いてたんじゃないかなと思います。
ここで死ねるのは素敵なことだなぁとは思うけど、いざ本当に死が自分のそばに立っていることを知ると怖くなっちゃう16歳の情緒

最後の夜、おやすみするとき「大好きだよ」ってレイ君に言うか悩んだ。
言ったら呪いをかけてしまいそうだったので言いませんでした。あと言わなくてもわかってくれるかなって……すいません……



多分まだぽろぽろとこぼれ話とか追い感想とか出てくると思うんですけど、いったんこれだけ。
改めて、相方として可愛くも優しいRPをして冬花の気持ちを汲み取ってくださった澤島さん、
丁寧なKPをしてくださったやなまるさんとかたさん、本当にありがとうございました。
冬花も私もアヴリルで過ごせてとても幸せでした!
BIG LOVE(デッケ~愛)畳む


3646文字,

2022年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#ステガノグラフィ
キャラの話
自ほに銀山の趣味が「菓子作り」「作った菓子を学校で教師にあげる」なんだけど、この秘匿でそれは大丈夫か……??って二日目の途中に気付いちゃったな……

まあ神経質そうな性格だし、料理用手袋とかして作ってるんだろうな
自分の作ったお菓子を誰かが無事に食べてくれることで、過去の記憶や自分の体質についての疑念から逃れようとしてるのかもしれない

一度菓子作りの最中に誤って手を切って出血しちゃって、恐怖のあまり作りかけのお菓子全部捨てたとかありそう。そんでしばらく菓子作れなくなるやつ(すぐ闇の経験を盛るオタクの性)畳む


271文字,

#遭難者C
遭難者Cの好きポイント
完走後KPも言ってたことだけど、神格と人間との距離感がまず好き。神格がただそこにいただけで、あらゆるものが勝手に狂ってしまうの、神の恐ろしさの根本やん…

あと人間の「嫌な想像」が幻覚になって現れちゃうのも好きポですね。そしてその中でも暖炉の中にあった人間の大腿骨だけは幻覚ではなく本物だったっていう事実、PCはあの状況では知り得ないであろうことなんだけど、メタ視点で見ている我々にとっては嫌な感じと謎が後引く終わり方でベネ。誰の骨なんだろうなぁ……畳む


245文字,

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