netabare

主にTRPGシナリオのネタバレあり感想とか

2023年12月(時系列順)3件]

2023年12月5日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

#片鱗
自陣の高校生が殺人鬼を「さん」付けで呼ぶのが可愛いって話


透吾くん、透に対して砕けたタメ口で話すんだけど、名前呼ぶときは「透さん」なんですよね。
(透→透吾くんはタメ口呼び捨て)

これが……この情報だけで一生白米食えるくらいめちゃくちゃ可愛いな……………………ってずっと思ってるんですけど

まあまず「この見た目の高校生」が「この見た目の殺人鬼」をさん付けしてくるのが可愛いですよね

透吾くん本人も見た目の印象は非行少年って感じだし、呼ばれる方の透もまあまあ威圧感ある見た目しているし(ピアス+口ピアス+刺青+無表情)(+血塗れナイフ)
そこでまず可愛いポイントが500万くらい入る
あっそこちゃんとするんですね……という意外性というか

自陣は家族殺害までお互い名前を明かさなかったんですけど、
名前を知らない間は「あんた」って呼ばれてたので
「あんた」からの「透さん」呼びへの変化ギャップでさらに300万可愛いポイントが加算されて、
さらに「同級生を道端で殺していた殺人鬼に」「自分の一家を皆殺しにしたときにはじめて名前を尋ね」「その呼称に『名前+さん付け』という相手個人を尊重する意味合いの強い呼び方を選ぶ」という異常性、
および初めての名前呼びが、家族を殺し(て透吾くんを解放し)たことに対する「ありがと、透さん」だったことに8389157372億の「「「なんかもう全てが良いポイント」」」が入ります。

かといって透吾くん→透への態度が距離感あってよそよそしいだとか、年上だから敬うだとかそういう空気感は全くなくて
どちらかというとある程度気心知れた相手に見せる種類のぶっきらぼうさというか、
親しみは感じているけど構いすぎない雰囲気を纏っているのも"""良い"""んですよね。「あっそ」とか普通に言うし。

8歳差(17歳高校生・25歳殺人鬼)なのもベネ。最重要ポイント。まあ殺人鬼は自我バブなんですけど


〜ここからはメタ視点が強め〜
さん付けって一般的に、少し距離があるというか、相手を尊重する意味合いが強めの呼称だと思うんですが
同じ人間の中に芽生えた別人格である透に対して「さん付け」をすることで、あくまで相手が他者である(自分と同一ではない)ことをお互いに言い聞かせているようにも思える……
もちろん透吾くん本人はそんなこと気付いていないはずなんですけど。無意識下で、ってこともあるかもしれないし。

あとシナリオ通過後もお互いの呼び方とくに変わらなくて。
ふうん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんか逆に、片鱗の二人が「さん付け」という呼び方のままでいるの、尊さ感じちゃうな……
お互いに別の人間だという祈りにも似た意識がずっと根付いてるみたいで・・・・・・・・・・・・・・・・・・


※ここに書いたことはぜんぶ真剣に考えて書いたけど同時にぜんぶオタクの妄言です畳む


1213文字,

2023年12月23日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

#片鱗
絵です。ネタバレあり、血の表現あり

20231223195307-admin.png

顔つぶれちゃったんでアップ
20231223195236-admin.jpg畳む


40文字,

2023年12月30日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

LILIUM 少女純潔歌劇 を観た感想書き散らし

視聴前情報から退廃的で鬱寄りのお話なんだろうな~とは思っていたが、ここまでなんですか?????????????????
最後少女たちが自害したり殺し合ったりするシーンで喜んじゃったんですが、その後の歌のラストのリリーの「私を置いて行かないで!!」で「オイ!!!!!!!!!!!」になっちゃった
リリー・・・・・・・・・・・・
おまえは第二のファルスになるのか?

このあとの話もまた別であるのかな~と思いつつ、でもこの続きって……救いはどこに……?となっている。
脳裏を私の推し宇宙SF映画「パッセンジャー」が過っていく(だいたい似たような話です)

「僕には時間だけはたっぷりあるのだから」メチャ良かったな・・・・・・・・・・・・
もはや怒りに近いニュアンスを感じもするが・・・・・・・・
やめられないね、永遠のともだち作り

以下はこまごまとした書き散らし
  • 衣装も演者さんもかわいい!!!歌がどちゃくそうめえ!!!!
  • こうたは人間の顔の見分けをつけるのがめちゃくそ下手なのでずっと髪型と衣装の微妙な違いで登場人物を見分けていた
  • 人間でいう思春期を「繭期」て表現するの、故郷の土のにおいがする 少年少女って繭でさなぎで(自分の蝶門を指差し)
  • 真面目パートとおふざけパートの温度差を「「「繭期特有の精神不安定」」」と受け取っていいのか、単純に作家さんの味なのかが判別つかない
  • 舞台ものをとんと観ないので、多くはないセットの種類でこんな表現ができるんだ~と新鮮に観ていた
  • マリーゴールドの激情に喜んじゃった 狭いコミュニティ、狭い人間関係の中だからこそ生まれる そうでなければ発露しなかったであろう激情、こうた大好き 機会的同性愛って概念があってね
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755文字,

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